自治会だより#91(2013年5月30日)

 

みなさんの財産を狙う詐欺や悪徳商法に注意!

主な詐欺、悪徳商法

振り込め詐欺

電話や郵便などを利用して、預貯金口座への高額な金銭の振込みを要求する手口です。親族や行政職員、警察官を名乗り、対象者を安心・油断させます。

母さん助けて詐欺

対象者の子供を装い、大金が必要なので助けて欲しいと電話をかけてくる手口です。預貯金口座に振り込ませるだけではなく、代理人に直接手渡しをする事件がこのところ多いようです。

押し買い商法

直接、対象者宅を訪問し、宝飾品や貴金属類、家電製品、時計、着物などを法外な安値で強引に買い上げる商法です。査定をするといったまま持ち去ってしまう大胆なケースもあるようです。最初の1回目は通常の相場価格で安心させ、2回目以降に買いたたくという手口も散見されます。

送りつけ商法

注文をした覚えのない商品が突然送付され、業者が後から電話で購入をせまる商法です。「注文していない」と告げても、恫喝されて恐ろしくなり、仕方なく購入される被害者も多く、そのことから「罵倒商法」とも呼ばれます。

心理状態を巧みに操作

「振り込め詐欺」、「母さん助けて詐欺」の被害に遭った方は、普段からこのような手口を知っているにもかかわらず、犯人グループの狡猾な話術によって徐々に誘導されていき、最終的に金銭を奪われてしまっています。信用機関や親族を装っていることでちょっとした心のスキができてしまい、心理的動揺も手伝って普段の冷静な判断ができなくなってしまうようです。

悪徳商法についても、犯人グループが巧みな会話誘導をするケースが多いですが、罵倒商法に至っては、被害者の恐怖心をあおり、拒否することができないようマインドコントロールを行う、卑劣な手口を用います。

被害に遭わないために

犯人たちは周到にアイデアを練り、準備をし、実行しています。いくつかの詐欺や悪徳商法について挙げましたが、今後も新しい手口が続々と登場することが予見されます。

ただ、対象者の預貯金や資産をターゲットにしているということだけは共通していますので、これらがお手元から離れて行く事案に遭遇した場合は、詐欺や悪徳商法を疑ってください。

実際に「母さん助けて詐欺」に遭われた方は、「絶対に誰かに相談すること」が肝要であるとおっしゃっていました。大事な預貯金、資産等がお手元から離れる前に、ご近所、ご友人、警察まで相談してください。

自治会定期総会開催

福栄二丁目自治会の定期総会を、4月21日(日)に駅前公園管理事務所で開催いたしました。髙本会長のご挨拶で始まり、議長、書記の選出を経て各議案の審議が行われました。

第1号議案は、各専門部長から平成24年度の事業報告があり、続いて同年度の収支決算報告・監査報告を行い、いずれも承認いただきました。

第2号議案も、各専門部長から平成25年度の事業計画を発表し、続いて会計担当より収支予算案について発表があり、いずれもご承認いただきました。

別途、班長・組長名簿および、役員名簿を配布いたしますので、ご確認くださいませ。

自治会長からのご挨拶

会員ならびに、ご家族の皆様には、ご清祥のこととお慶び申し上げます。

平素は、自治会活動に対し皆様のご理解、ご協力を賜わり有難く深く感謝申し上げます。

さて、去る4月21日、皆様方のご協力の基に平成25年度定期総会を滞りなく終了することができました事、合せて御礼申し上げます。早速、新年度へと活動を開始している処でございます。

昨今の社会問題となっております、行徳地区内での犯罪事件の内相変らず、ひったくり事件及び振込め詐欺(母さん助けて詐欺)等多発しております。

地域の皆様には、互いに話題として取り上げて頂き、被害に遭わないように自己防衛して「被害ゼロ」を目指して頂きたいものと念願いたしております。

自治会といたしましても、より住み良い、安全で安心な街づくりの目標に向かって更なる自治会活動を展開してまいる所存であります。会員の皆様の一層のお力添えを頂きたく、お願い申し上げる次第であります。

自治会長 髙本 英司

自治会活動報告:新旧班長・組長懇親会開催

3月31日(日)午前10時より福栄集会所に於いて、新旧班長・組長さんの引き継ぎ懇親会を開催致しました。雨の中、例年同様となる約44名の方々にご参加頂き、集会所はほぼ満席の状況となりました。長島副会長の司会で始まり、続いて髙本自治会会長の挨拶がありました。最近の自治会活動について、行政との関わりが幅広くなって来ております。また、地域社会福祉関係事項も多くなって来ております。防犯関係は、特に「振込み詐欺事件」が全国でワースト2となっており、十分注意していただきたいとの事です。引き続き、役員、新旧班長・組長さんの自己紹介後、自治会の目的、自治会の主要活動内容、班長・組長の仕事内容(各種広報資料の回覧物の配布、自治会費の徴収、各種募金の取り纏め等)について説明を行いました。出席者から、自治会費徴収時期についての質問がありましたので、6月上旬を予定している旨、説明をさせて頂きました。

旧班長・組長さんの御苦労を労い、また、新班長・組長さんに御協力をお願いし、穏やかな雰囲気の内に閉会いたしました。

総務部 浅川 哲司

自治会活動報告:春の全国交通安全運動のご報告

4月6日(土)から4月15日(月)の予定で、「こどもと高齢者の交通事故防止」を重点項目にして、春の全国交通安全運動が実施されました。当自治会でも例年どおりの参加を計画し、学童の登校に合わせて5日に電柱垂れ幕設置、8日(月)に交通安全テントを設営して15日(月)まで、土・日曜日を除き通学学童の安全サポートに取り組みました。

7日間の全国交通安全運動の取り組みでしたが、延66名の方の参加を頂きました。期間中のご協力ご参加、大変ありがとうございました。

また、市川市では、「こどもと高齢者の交通事故防止」に加えて「自転車の安全利用の推進(自転車安全利用5原則の周知徹底)」、「全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底」、「飲酒運転の根絶」も重点目標としています。

自転車安全利用五原則とは、次の通りです。

  1. 自転車は車道が原則、歩道は例外
  2. 車道は、左側を通行
  3. 歩道は歩行者優先、車道寄りを徐行
  4. 安全ルールを守る(飲酒運転・二人乗り・並進の禁止、夜間の点灯)
  5. 子どもはヘルメットを着用

私たち一人ひとりが交通ルールの遵守と交通マナーを実践して、なおいっそうの交通事故防止、子供の安全確保に心がけなければなりません。

運転される方には、「夕暮れ時には早めにライトの点灯」、「シートベルトやチャイルドシートの着用」、「飲酒・過労運転の禁止」、「スピードは控える。制限速度遵守」を、歩行者の方には、「夜間の外出は目立つ服装で」、「横断歩道を歩く」、「信号無視はしない」を、交通事故の当事者にならないために確実に実践してください。

防犯交通部 豊岡 勇

 

   
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