自治会だより#59(2006年1月30日)
新年あけましておめでとうございます
会員の皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。日頃は自治会活動に毎々絶大なご協力を賜わり、有難く感謝申し上げます。
昨年は、テレビニュース等を賑わせた、小学校一年生児童の痛ましい誘拐事件が(広島、栃木県)又、当地域でもひったくり、空き巣事件発生はご承知の とおりであります。今、全国的に自治体、警察、自治会、学校、PTAと総力で類似事件再発防止のための対策が話し合われて参りました。
その結果、児童の安全及び地域の安全を確保し予防するためには、地域住民による安全パトロールを実施することが、犯罪の抑止力となり効果的と考えら れております。「多くの目が光っている安全で安心な街づくり」の第一歩として、児童の下校時間に通学路のパトロール(散歩を兼ねた)を実施してはと考えて おります。あなたの子供やお孫さんの安全確保を主目的とし児童教育の一環としても、あなたの善意を安全パトロールとして参加ご協力頂きたくお願いする次第 です。参加協力者調い次第実施いたします。
終わりに、この新しい年が会員の皆々様にとりまして実りある充実した年となりますようお祈りいたしまして、新年のあいさつとさせていただきます。
自治会長 高本英司
環境衛生部 活動報告
防火防災部 活動報告
夜回り雑感
私の故郷に「神待ち」という行事がある。出雲から戻られる神様の道を照らすために神社の前の原っぱで一晩中火を燃やす行事である。火守りは中学生以上の男子が務める。
井桁に組まれた丸太から豪快な炎が上がる。神社の参拝を済ませた村人が集まって来て、ひと時を共に過ごす。
夜回りの時に焚かれる火を見ていると私はこの「神待ち」を思い出す。火を囲んで交わされるおしゃべり「おもちが焼けたよ~」の声に駆け寄ってくる子供達。火を扱いたがる子、消す手伝いをしたがる子。一つ一つのやり方を教わりながら子供たちは火に親しんでいく。
自治会の方々と子供達の触れ合う様子を見ていると「ここには地域のあるべき姿があるな!」と思うのである。
空飛ぶ子ども会会長